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2006年4月20日 (木)

地域で暮らすということ

H.Suzukiです。
Austinさんの記事を読んで、投稿してみたくなりました(って、実は当番の週なんですよね)。これを読まれる前に、Austinさんの記事から入ってくださいね。

いつも息子(小6)の将来のことを考えていますが、なるべく自立した生活を送って欲しい、地域で安定した生活を送って欲しい、と願っています。できることを少しづつ増やして、できるところを伸ばしてあげようと思っていまして、今は将来に向けた準備期間として試行しています。現時点で具体的な将来像は描けませんが、いつも考えていることが大切なんだろうと思っています。考えることで、いつかいろいろなことが有機的につながってくる、そう信じています。

もうひとつ、
地域で安定した生活を送る、つまり地域で暮らしていくということはどういうことか、ある時に気付いたことがあります。以下、別のところに書いた記事を転載します。読まれるみなさんのご参考になれば幸いです。

引用開始

近くの小さなショッピングモールに行くと、11歳になる息子(自閉症です)が必ず立ち寄るさかなやさんがあります。そこには、さかなを焼いた切り身(サケやサバ、サンマなど)が売られています。息子は、そこのサケが大好きで、その前に行って指差しをします。買わないと怒ったりするんですよね(あたりまえか)。

そのさかなやさんのおばさんは、いつも笑顔で息子を迎えてくれます。何度か通っているうちに、息子の障害に気付いているのでしょう。ほんとうにいつも笑顔で、よけいな声かけをすることもなく、目線の高さを同じにして接してくれます。

昨日は、いつもどおりにサケを買って帰ろうとしたら、息子が動きません。サバの切り身を指して、「これも買ってくれ」と訴えました。なるほど、食べているものね ということで、追加で買ったら息子はすっと動きました。そうしたら、おばさんが「この子 納得したんだね。えらいねぇ」
というひと言。

帰り道でつらつらと考えました。
これが、地域で暮らすということ だと。
ふつうに接して、おなじみの店の人たちから笑顔で迎えられ、声をかけてもらう。そのためには、こちらから出かけていかなくてはならないのですね。
「地域の理解が欲しい」「理解して欲しい」と言いながら、こちらから地域に出て行かないのは「遠吠え」にすぎません。その大切さを実感した一日でした。

引用終了

筆者注:このさかなやさんは、もちろん今でもご贔屓です。

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コメント

そのさかなやさんは、いつかどこか、他の場面で障害のある方に出会ったときも
いつもサケを買いに来てくれる父子のことを思い出して
同じ笑顔を向けてくれるかもしれないな
なんてことを、少し考えました

投稿 a | 2006年4月21日 (金) 01時45分

はじめまして。
人の息づかいが感じられる商店街が近くにあったらいいのに…といつも思います。息子が社会に出たとき、1人でも多くの人が彼を知っていてくれるように地域のお店で買い物をしています(スーパーより多少高くても)

投稿 RAM | 2006年4月21日 (金) 22時29分

「地域で暮らす」って言うと、何をやろうかと構えてしまうこともあるかもしれませんが、そうではなくて、近所の人たちと地道に接したり、近所で買い物したり、という積み重ねなんですよね、きっと。
親父にとっては、そのような機会は、土日くらいしかないので、大事にしていきたいなとあらためて思いました。

投稿 yag | 2006年4月21日 (金) 22時53分

わが子は、近所のお花屋さんのおじちゃん、おばちゃんがすっかりお友達状態。^_^; お花の買い物以外にも、いろいろもらってきたりしてます。障害についても、よく聞かれるので懇切丁寧に説明します。そのたびに、「大変だねえ、なんとかならんのかねえ・・・」とつぶやくおばちゃんです。
今の時代は、障害を持つものが地域で暮らすのはもちろんのこと、われわれ健常者にとっても困難さが伴います。人と人のつながりの弱さ、犯罪の横行・野放し状態、流行語になりつつある「格差社会」、etc・・・。
とりあえず我が家は、つながり作りに取り組み中!最近、まだまだ世の中捨てたもんじゃあないなあと思えるようになっています。(*^_^*)

投稿 ふみちち | 2006年4月21日 (金) 23時17分

ここに書くのは初めて書きます。大人になってから自閉症スペクトラムと診断されました。

ジョーさんやカイパパさんのブログから来ました。

私自身も今地域で3ヶ月間班当番をし、来週の月曜日はゴミ掃除当番をします。

ゴミ出す時は自分から挨拶をしています。中には無視する人もいますけど。ほとんどの人は返事をしてくれます。回覧板回す時でも「寒いのにご苦労様」と言ってくれる家があります。

地域ではまだ発達障害とは言っておりません。主治医のお許しが出ていないので。地域で言うのは
私が完全に地域に溶け込んでからにしなさいと。

今日は(軽い自閉症スペクトラム障害と診断されている)ダンナと一緒に班当番をしています。初めて行く家が半数くらいあるので。

班当番の内容を事前に聞いていたので、不安レベルは低いです。地域の人から色々と教えてもらっています。自分から尋ねると言う勇気がいりますけどね。

住んでいる地域のことを話したら、主治医からいい所に嫁ぎましたねと。地域で人の温かさを感じております。

長くなりましたが、今後もよろしくお願いします。

投稿 Rosamonde | 2006年4月22日 (土) 18時34分

aさん RAMさん yagさん ふみちちさん コメントありがとうございました。

子どもと一緒に歩いていて、周囲の人たちの優しい目に出会うとほんとうにうれしくなります。もちろん、いつも好ましい状況があるとは限らないのですが、それでも進んで地域に出かけようと思います。積み重ねですから。


Rosamondeさん コメントありがとうございました。

Rosamondeさんご夫婦の住んでおられる地域が、お二人にとって「心地よい町」になることを信じています。

投稿 H.Suzuki | 2006年4月22日 (土) 22時03分

 はじめまして。先日つぼみ会高機能部に入会いたしました「える」と申します。よろしくお願いいたします。娘は18才。高校1年生を2回やりましたので、来年卒業。まさに「この先どう自立させていこう」のまっただ中です。お話しがタイムリーだったので、「ママ」なのに書き込ませていただきます。
 家族以外と会話をするのが苦手で、「売り切れ」などの想定外のことに出くわすと動揺してしまう娘ですが、小さい頃1軒だけ、ひとりで買い物ができる店がありました。はじめはおつりのいらない金額を持たせて「牛乳一本」だけを買わせていました。数年後には自分の財布の中から30円を選び出して、自分の好きな味のチロルチョコを選んで買うことができるようになりました。長女の発達と比べると、経過は同じなのですが速度は亀のよう。それに付き合って下さったお店の方にはひたすら感謝です。
 いまではあまり会話しなくても買い物が出来るスーパーマーケット3店に行くことができます。想定外のできごとが多々あってストレスは大きいのでしょうが、へこたれずにチャレンジしています。いつか遠い将来、地下鉄に乗って「栄」のおしゃれなお店に行き、買い物ができるようになればいいと思っています。

投稿 える | 2006年4月24日 (月) 15時14分

えるさん コメントありがとうございました。
「ママ」も大歓迎です。

娘さんとお母さんのがんばりの日々が伝わってきます。
信じてがんばり続けることで、夢はかなうと思います。
いつか、娘さんがお母さんへのプレゼントを買ってくれますよ。

投稿 H.Suzuki | 2006年4月25日 (火) 23時02分

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